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動物の夢③

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  • 2025/08/28 (Thu) 08:54:27
子どもの頃によく歩いた道。
小学校の頃、学校にいくのに通った道。
下校途中で寄った友達の家に向かう道。
友達のあたらしい玩具を見たくて、遠出した道。

そんな子どもの頃に歩いた道。自転車で通った道。
大人になってから、ふと気になって立ち寄ったことがあります。
学校周りの道からスタートし、その当時を思い出しながら歩いてみました。

とても狭い道。こんな道だったのか。

当時は舗装されていなかった道でしたが、曲がりなりにも車で通れるくらいには広がっていた。

歩きながら思い出すのは、友達の家ではにわとりが首を切られて逆さづりにされていたこと。
通学途中の交差点にあった病院と駄菓子屋の店先を暴れ牛が逃げ回って、お店に飛び込んだこと。
学校に向かう途中で、友達のお兄さんが馬に乗ってきて坂道を駆け上がり、目の前に来て驚いたこと。
近所の家で犬が殺されていたこと。ヤギがおなかを食い破られて死んだから、その仕返し。

昭和の時代をわたしは生きていた。それらの記憶が、夢の材料として選ばれる。
https://www5a.biglobe.ne.jp/~yumeyume/lily01w.html

動物の夢②

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  • 2025/08/26 (Tue) 11:56:21
遠くに見える熊のような生き物。
ピューマのような、豹のようにも思える俊敏な動き。
見つかったら逃げられないという緊張感と焦り。

巧妙に逃げていて、かわしながら、より安全な場所へと移動する。
あたりに他の人間はいない。隠れているようで、外からよく見えている。
こちらに目を向けさえすれば、見つかってしまう位置にいる。

高い木の枝の上にいたり、急な崖のちょっとした隙間にしがみついていたり、
木の葉のなかのくぼみに隠れていたり…。
決して対峙することはないが、徐々にその安全圏はおびやかされる。
わたしに気が付かないでほしい。そのまま遠くにいってほしい。

なぜなら、見つかれば、食べられてしまうだろうから。

https://www5a.biglobe.ne.jp/~yumeyume/feel01w.html

動物の夢①

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  • 2025/08/24 (Sun) 09:01:44
猫を飼っていた。
最後に飼っていたのは3匹の日本猫。

その前にも外庭に何匹か猫がいつの間にか住んでいた。
捨てられた猫が住み着くようになったというの実情。
猫屋敷とまではいかないけれど、近所で小猫が放浪していれば
「こちらの猫ではありませんか」と届けてくれる。
「うちの猫ではありません」と言うと怪訝そうに帰っていくが、
その猫がやはり棲みつくようになる。

近所の家にも棲みついてしまう猫が結構いて、
散歩するとかならず猫に出くわす。町内は猫だらけ。

しかし、ハクビシンかアライグマが猫を標的にするようになると激減した。
家に棲みついていた猫たちもいつの間にかいなくなった。

そんなある日。三毛猫が突然やってきて、その日のうちに出産した。
玄関の前にひろげられた小猫は4匹でした。

近くの畑に、ハクビシンが猫を追いかける足跡があったので、
しかたなく安全だと思った場所、人目のある玄関を選んだのだろう。
外においては間違いなくハクビシンにやられてしまう。
倉庫脇に避難所をつくって、しばらく預かることにした。
やがて、大きくなった小猫たち。キジトラ、ハチワレ、チャトラ、三毛猫。

チャトラは親猫とどこかにいってしまった。
残された猫が家猫として認知されるようになる。

https://www5a.biglobe.ne.jp/~yumeyume/maruko01w.html

自転車が出てくる夢③

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  • 2025/08/23 (Sat) 15:58:23
キャンプをし、旅先でレンタル自転車を借りる。

湖沼群の中にある林道を走る時、そよ風が肌をすり抜ける。
サイクリングコースのいくつかを踏破したら、返すことになっているレンタル自転車。

その自転車を返却したのかどうか、はっきりと思い出せずに
どこかに置き忘れたままになっているのではないかと焦る夢。

借りた自転車と返した自転車が違っているのではないかと不安になったり、
延長のレンタル料金が発生するのではないかと問い合わせたり
タイヤがパンクしたので自分で直したが、そのことをレンタル店に隠していたり…。

さまざまだが、どうやらレンタルすることがそもそもの発端。
不特定多数による、一時的所有という仕組みが苦手なのだろう。

自転車が出てくる夢②

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  • 2025/08/23 (Sat) 15:15:52
高校生の1年と2年の途中までは、自転車通学だった。

初めは中学の前を過ぎて高校へとつながる道を利用していたが
別の道を見つけてからは、行くときは同じ道で、帰るときは別の道を利用するようになった。

妙に入り組んだ細道を辿りながら大通りに出て、
また再び小道へ回り、再び大通りへ戻るを繰り返し、楽しんだ。

どの道を選んでも、結局のところ、長い一本道にたどり着く。
その道がよく夢に出てくる。

少し前を、知っている誰かが自転車で進んでいる。
私はそれを見ながら、一定の距離を保ちつつ、ゆっくりとペダルを踏んでいる。
追いつけないのではなく、追いつかないようにしている。

知っている誰かは、はじめは私の後ろに位置していて、
私の横を一瞬で追い抜いた後、一定のスピードで前方にいる。
ついてきてほしいのかもしれないが、なぜか近づけないでいる。

途中の小川の橋を渡る。

やがて右に大きく曲がる坂道が見えてくると、スピードがあがってくる。
スピードを上げないと登れない坂道だからだ。
知っている誰かは、その分、私から離れていく。
私もスピードを上げるために立ち漕ぎをするようになる。

追いつかない…。

追いついたはずなのに…知っている誰かはそこにいない。
そこで、目が覚める。